1人から1000人まで。陶芸体験ならこちら。

和田寺山を背景に、立杭でも一際大きな「窯元やまの」さん。


窯元やまの
 
 立杭を車で走っていると和田寺山を背にででーんとひときわ大きな窯元さんに気付かれるでしょう。「窯元やまの」は数多くの窯元さんのなかでも陶芸教室に力を入れられている窯元さんです。作業場とお店に隣接して約1000人収容できる2階建ての広い陶芸教室と広い無料駐車場があり、100人単位の団体さんを受け入れることができる唯一の窯元さんです。
 取材にお邪魔した日はちょうど西宮市から小学5年生の自然学校で、120名ほどの生徒さんたちが陶芸教室をされていました。キラキラした目線の先には電動ろくろに腰掛ける窯元やまの14代目大上正行さん。生徒さんたちは自由自在に土がすらすらと形を変える度に「うわぁ~」「おーっ!!」拍手!とプロの技に釘付けです。奥様は正行さんの作業に合わせてマイクで説明を入れるという、とても息の合った実演でした。
 工程の説明が終わると、生徒さんたちは考えることなく土を手に取り、思い思いの形にしていきます。そして正行さんは一人一人に丁寧にアドバイスをしたり、時にはビシバシと指導して各テーブルを回わられます。マイクをズボンのポッケに入れて仕事をされる陶工さんは正行さんだけではないでしょうか。
所要時間は約2時間ほど。思い思いのものを作り、器の色も白・黒・灰掛けの3色釉薬から選べ、乾いてから名前も入れてもらえます。そして一つ一つ正行さんの手によって器の土台となる高台をつける仕上げが入り、だいたい1ヶ月ほどで出来上がってきます。
 丹波焼の土は工作粘土等とは違い、土が乾くまでに形を整えないとヒビがいってしまいます。土をつまんで作ると薄くなって割れてしまします。分厚すぎると重くて使いにくくなります。無事焼き上がりお客さんに届けられるよう、限られた時間で細心の注意を払って指導し、陶芸教室で作られた作品は正行さんにも同じものは作れない正真正銘、世界にひとつしかないものです。作り終えてお客さんが帰られた後も、乾かし・仕上げ・薬がけ・窯詰め・梱包など細心の注意が払われます。そしてなにより「子供のお客さんにとっては今日体験したことがこれからずっと丹波焼の思い出として残るからいい思い出になるようにしてあげたい」そして「普段使われている食器がこうやって作られることを知ってほしい」と陶芸教室に重きを置く理由を語ってくださいました。
 そして陶芸教室だけでなく隣のお店では正行さんの作品の展示・販売がされており、教室で忙しい合間をみて作陶もされています。茶道具や普段使いの器、登窯で焼いた大きな作品まで、数もとても多く、店内の数々の作品は教室での正行さんの言葉に説得力を持たせます。
 普段でも1人~10人までなら予約なしで、陶芸体験ができます。ぜひお買い物と一緒に陶芸教室を通して丹波焼に触れてみてください。


住所:篠山市今田町上立杭大谷1-3 →google mapでみる
電話:079-597-2176
営業時間:8:00~17:00 (陶芸教室は15:30 受付終了・16:30 作陶終了)
定休日:毎月第1月曜(祝日の場合は次の日)
駐車場:有(観光バス10台以上可)
ホームページ:http://www.tanbayakiyamano.com/
陶芸教室に関してはこちら

大型バスに揺られて、自然学校の一環で陶芸体験にやってきた子供たち。

限られた時間で、100人以上の生徒さんを一人一人丁寧に指導していく正行さん。

2014年春に帰郷された息子さん。教室で作られた器に釉薬をかける作業中。

教室も広いですが、店舗の方も広い!

丹波伝統の登り窯で焼成された焼締め陶器から、日常使いにぴったりな施釉陶器まで、豊富なラインナップを取り揃えていらっしゃいます。

最後は生徒さんのお見送りも欠かしません。椅子から立ち上がり手を降る子供たちの姿が、体験の楽しさを物語っています。

 


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2014-06-19 | Posted in 買えるとこNo Comments »