Go’re! ~ 豪人+俺 ~

もともと芦屋出身の豪人さん。上り坂を上がるとすぐ、杉林の影から見えるモダンなお家にも感性が現れています。


豪人窯
 
 本名 野村豪人。その雄々しい名前を冠した「豪人窯」にはその名の通り男らしく豪快な作品が多くみられます。
 小さい頃からサッカー少年だった豪人さん。成人式が終わった後、ふと朝まで自分の将来を見つめ直したとき「ものが作りたい」と思い、サッカー選手になるという夢を諦め大学を中退、全く知識も技術もないまま陶芸の道に身ひとつで飛び込みました。佐賀県で修業し有田窯業大学校に通って基礎を学び、そして丹波焼末晴窯 西端正さんに6年間弟子入し技術を磨きました。ふつふつと沸き上がってくる「自分で作りたい」という思いを抑えることができず、平成12年にここ今田町下立杭に築窯・独立されました。
 見た目はイケメン、中身はアーティスティックな豪人さんはとにかく轆轤を回すのが好き。型物や絵付けや、窯焼きより何より轆轤で作品を作ることが好きなのだそう。毎回少しづつ変わる形や土の表面に残るおおらかなろくろ目など、自然と生まれる土肌を大事にされています。なので決まった寸法で形を整えたり、同じものは作りません。それが、豪人さんが手作りにこだわる理由で、作り手の主張です。
 感じるままに思うままに作られた作品は、躍動感があり力強いもの、柔らかなフォルムにくびれの艶めかしいもの、と豪人さんの感性がそのまま形となっています。もちろん釉薬や陶土にもこだわっていて、ゆくゆくは登り窯を作り、そこで焼きたいと、今後の新たな作品にも期待です。
 今秋には恒例の陶器まつりに加えて、グループ展や個展も数多く開催される予定です。綺麗すぎる形じゃもの足りない方は是非、豪人窯に足をお運びください。夢工房さんの横の細い坂道を登ると杉林の前にある黒い建物が目印。
 男は40を超えてから、男としても陶芸家としても油の乗りきった豪人さん、大注目です。


住所:篠山市今田町下立杭3-15 →google mapでみる
電話:079-597-3077
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
駐車場:なし
ホームページ:http://goujin.jimdo.com/

轆轤での仕事が好きだという豪人さん。キッチリ型通りに作るのではなく、歪みや不均一な形も「らしさ」として受け入れる自由な作風が魅力的です。

轆轤台から見える杉林が窓枠を借りて、気持ち良い風景を作り出しています。しかし、残念ながらご家族皆花粉症…

応接室にずらっと並ぶ徳利とぐい呑の酒器一式。技法も装飾も色みも質感も、みんながみんな異なった表情を見せてくれます。

応接室に飾られていた黒の大壺。胴部分は布目の落ち着いた黒色が、型から首にかけては鈍く輝く銀色が、モダンでダンディな色気を醸し出しています。

おすすめのぐい呑を一つ選んでいただきました。お酒を入れて透けて見える模様を想像すると、そこには幻想的な景色が浮かんで見えます。

こちらも同じ黒い大壺。壺の形だけで存在感、モノに対する期待感が煽られる作品です。

 


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2014-08-01 | Posted in 買えるとこNo Comments »