リビングで本格的なお蕎麦を。

店名の由来通り、森の中を通り抜けるとお店に。


杜の蕎麦や
 
 2013年5月にオープンし、ご自宅のリビングをお店として活用している蕎麦屋さんが今田町にあります。その名前は「杜(もり)の蕎麦や」。「今田交差点」を立杭方面へ曲がり、坂を少し下ると看板が見えてきます。お店は山の木々で隠れているのでうっかりすると見落としてしまいそうになるのでご注意下さい。
 ご主人は、定年退職を機に今田町に移住され、もともと飲食業をしていた経験を生かし蕎麦屋さんをだされました。お店はご自宅のリビングなので、知り合いの家にお邪魔したような感覚です。キッチンは対面式でスタッフとの距離がとても近く、お客さんが料理を覗き込めるので「1つ1つの作業に気が抜けないです」と苦笑い。
 蕎麦はその年にもっとも良く出来たそば粉と、篠山の農家が栽培している「高嶺ルビー」というヒマラヤ原産のそば粉をブレンドし、つなぎ粉2分、そば粉8分という割合のいわゆる二八(にはち)蕎麦をだされています。
 今回、さつま地鶏そばと天麩羅もりそばを頂きました。腰の強い蕎麦は口に入れると優しい蕎麦の香りがし、関西風のお出汁(カツオ)のきいた優しい味なので蕎麦の香りをより引き立たせます。さつま地鶏蕎麦のさつま地鶏はご主人の出身地が鹿児島なので、故郷の味を篠山でも味わって頂きたいということで霧島の麓から取り寄せており、歯ごたえがあり蕎麦と良くあいます。天ぷらは揚げたてでぷりぷりの海老や季節の野菜などが堪能できます。また特別に自家製辛味大根おろし蕎麦に用いられている辛味大根を少し頂いたのですが、わさびにも近い強烈な辛さでくせになる味でした。
 蕎麦屋を始めて変わったことはありますか?と尋ねると「今田町に移住して間もない頃は近所付き合いも少なかったのですが、蕎麦屋をオープンして徐々に、近所の方が立ち寄ってくれたり、料理に用いる野菜を育てるための畑を貸してくれたりと、蕎麦屋を通して人との繋がりが生まれ、非常にありがたいと感じています」とご主人。
 定年を迎えても、まだまだやる気いっぱいの蕎麦屋さん。今田町へお越しの際は、気軽に「杜の蕎麦や」へ立ち寄ってみて下さい。


住所:篠山市今田町下小野原50-3 →google mapでみる
電話:079-506-2813
営業時間:10:00~16:00(売り切れ次第終了)
定休日:月・火・水
駐車場:あり(約4台)

特定の産地のそば粉を使うのではなく、その年にもっとも出来の良いそば粉を使うというこだわりぶり。

店主の地元、鹿児島の薩摩地鶏を使った「薩摩地鶏そば」地鶏の歯ごたえと、関西風のあっさり出汁がベストマッチ。

揚げたてサクサクの天ぷら。定番の海老天の他、季節の旬の野菜が数種。

天麩羅盛り蕎麦はボリューム感もたっぷり。

店の入口にて、店主と奥さん。アットホームなお人柄を目当てに訪ねる常連さんも多いそうです。

 


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2014-12-26 | Posted in 食べるとこNo Comments »