手作りの釉薬で彩られる器たち

手作りの釉薬にこだわる丹満窯さんならではの表情に購買意欲が唆られます。


丹満窯

 手作りの釉薬で仕上げられた、ほんのりと青や緑がかった淡く優しい色合いの器が並ぶここは、丹満窯(たんまんがま)さんです。最古の登窯や、おみの木からほど近いこちらの窯元は現在、森本靖之(もりもとやすゆき)さん、父満雄さんと、母サクヱさんの3人で仕事をされています。
 高校を卒業後、すぐに家業を継ぎ、陶芸の道に入られたという靖之さんに今回、ろくろの成形作業と、素焼きした器に釉薬をかけていく作業を見せて頂きました。特に釉薬をかける作業では、バケツの中の釉薬を柄杓ですくい上げ、事前に白化粧を施し、素焼きした器にざばっと一気に流し掛けていく、その豪快さに驚きました。乾ききらないうちに素早く、かつきれいにムラなく仕上げるためには、簡単なように見えても、経験がモノを言う技があります。慣れた手つきで、素早くこなされていました。手作りの釉薬なので、同じように作っても、焼き上がりは、少しずつ色合いが違ったりと、これが手作りの面白さであり、難しさでもあると靖之さんは仰います。
 そして、丹満窯さんのギャラリーで目に留まった、可愛らしい猿の置き物。こちらは、6年前から制作をはじめられた干支シリーズで、その愛嬌のある姿から女性にも人気で、玄関や、食卓テーブルに置くにもちょうどいいサイズのため、「人気があって嬉しいことですが、作るのにとても手間がかかるので大変です。」と靖之さんは苦笑い。
 干支の置き物や、日常雑器の他にも、巨大な登窯を使って焼成した渋い丹波焼の作品も必見です。興味を持たれた方は、是非足をお運び下さい。


住所:篠山市今田町上立杭491 →google mapでみる
電話:079-597-3011
営業時間:9時~17時
定休日:年中無休(不定休)
駐車場:あり

人気の水玉シリーズの器たちは、乾かしている姿も可愛らしい。

近作の市松模様をあしらった食器シリーズは若い人たちに人気だとか。

取材時には釉掛けの作業を見せていただきました。

素焼きをした上から掛けると一瞬のうちに陶器が釉薬を吸い込みます。

釉薬ものだけでなく、登り窯を使った焼締作品も見応えあります。

2016年の干支である猿を象った置物。毎年楽しみにされているお客さんも多いとか。


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2016-01-16 | Posted in 買えるとこNo Comments »