広大な陶芸空間

注ぎ込む自然光に照らされ、妖しくも美しい表情をみせる作品にうっとり。


たさうら
 
 今回ご紹介するのは、広大で豊かな自然に囲まれた窯元「たさうら」さん。山の麓で高台にありますので、景色も大変良く、時には鹿や兎が遊びに来るそうです。窯主の畠賢(はたけん)さんは東京生まれですが、中学・高校時代を篠山市で過ごされました。その時身近にあった丹波焼の魅力に惹かれ、陶芸家の道へ入られたそうです。ギャラリーは、質感を活かすために敢えて仕上げ塗りを行っていない素朴な壁の空間に、展示ブースとして現代的な棚が並び、その棚には、黒と白を基調にした器や、ユーモアのある置き物が並び、畠賢さんのこだわりを感じることができます。
 畠賢さんは義務として作陶する事を控え、自分のインスピレーションを大切にして、より質の高い作品を作ることを心掛けておられます。皆さんが想像する丹波焼といえば、焼締めなどの渋い陶器のイメージが強いと思いますが、現在ではポップな作品も増えてきています。畠賢さんも、「丹波焼とは、この土地で作った作品のこと」という考えで、日々新しい「丹波焼」の可能性に挑戦されています。鳥の鳴き声が響く静かな場所で、贅沢な時間を過ごしてみて下さい。


住所:篠山市今田町釜屋28-2 →google mapでみる
電話:079-597-3663
営業時間:10:00~18:00(不定休)
駐車場:あり

取材に訪れたのはちょうど紅葉シーズン。敷地内にある池を夕日を浴びた木々がぐるりと囲み、時間を忘れるひとときを提供してくれました。

端正な顔立ちに、軽快なトーク、そして作品を裏打ちする作陶に対する信念…一度お会いしたらファンになること間違いなしの窯元さんです。

ろくろ場から見える木々と、その向こうに見える山々。こういう環境から美しさとおおらかさを兼ね備えた作品が生まれてくるのだと実感できます。

形状、質感、そして作品を見る光の環境。贅沢の一言。

素材感を活かした素朴な内壁とコントラストをなすように配されたモダンな什器。工房の環境と、そこで生み出される新しい感覚の作品の対比にも良く似ています。

立杭の窯元通りから少しはずれた場所にあるたさうらさん。この看板を見逃さないように!

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2013-12-28 | Posted in 買えるとこNo Comments »