ちかちゃんのガラス造形

2015年の干支「羊」のモチーフが描かれた器たち。


ガラス作家 岡田親彦
 
「海岸の砂浜に落ちているようなガラスの濁った感じが好きです。」そう仰るのは今田町在住のガラス造形作家である岡田親彦(おかだちかひこ)さん。ガラスだけにとどまらず、ビニールなど様々な光を透す素材を用いた作品を作られます。また、ジーンズが好きで、それをモチーフにした作品も多々見られます。
 岡田さんは、大学で工芸科陶磁器専攻を卒業され、創作ガラスの道へ。大阪のガラス会社で3年間働いた後、奈良県で独立。2010年までは神戸東灘で活動されており、現在篠山市今田町にアトリエを移されました。大学で学んだ陶磁器の製法をベースに、陶芸で用いられている道具を利用したりと、他のガラス作家さんとは一味違った独自の製法で制作されています。
 取材時には、2015年の干支である羊を描いたガラスの小皿を作成する風景を見せて頂きました。まずは、人工ダイヤモンドカッターで板ガラスをカットしていきます。すーっと板ガラスをカッターでなぞり、板を手で押すと奇麗に直線状に割れ感動的でした。次に、その板ガラスに羊の絵を描いていきます。ガラスが透明なので、予め描いておいた羊の絵を下に敷いて絵付けしていきます。実は、この絵付けはマスキングであり、霧吹きで全体を白くぼかした後、先程絵付けした部分をペリペリと剥がしていきます。絵付けした部分は固まりゴム状になっており、剥がすのが気持ちよさそうでした。霧吹きにより、羊のもこもこした感じがでており、今にも羊が動きだしそうな仕上がりでした。
 毎年篠山で開催されている丹波篠山 まちなみアートフェスティバルにも1年おきに参加されており、岡田さんの作品に触れることができる機会となっています。昨年は岡田さんが大好きなジーンズを用いたインスタレーション「ジーンズショップ  昭和エコハウス」で、古民家の空間も含めての作品作りを意識されています。
 岡田さんをもっと詳しく知りたいという方は、フェイスブックも精力的に更新されており、日頃の活動状況の報告や「ちかちゃんの大きな声の一人ごと」と題した詩もご覧になることができます。
 ギャラリーでは作品を購入することもできますが、もしお越しの際は一度問い合わせをして下さい。興味を持たれた方は是非、岡田親彦さんのギャラリーへ足をお運び下さいませ。


住所:篠山市今田町今田新田201-1 →google mapでみる
電話:079-597-3309
営業時間:訪問の際は事前にご連絡ください。
ウェブサイト: →facebook

岡田さんの代表作はジーズンをモチーフにした一連の作品。ただただジーンズが好きだからだそうです。

美大時代に培われた絵筆の技術が今の作品にも存分に活かされています。

作品を入れる箱もお手製。なんでも自分で考え、手を動かして、作り出すことがダイスキなんだそうです。

下絵を敷いて羊ののりを使って絵付けをする作業。

絵付けが終わると、霧吹きで絵の具を吹き付けます。これが羊の「もこもこ感」に。

終始楽しそうにお話をしてくださった岡田親彦さん。

 


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2015-02-21 | Posted in 買えるとこNo Comments »