やきもの王国、兵庫を探れ!!

珉平(淡路島) 三彩鉢 弘化3年(1846年)箱書 
珉平(淡路島) 三彩鉢 弘化3年(1846年)箱書 


特別展「兵庫の陶磁」~多彩な窯場、その成立と発展を探る~

 兵庫県は意外とやきものの王国なんです。北は出石、南は淡路まで、県下つつうらうらに特色たっぷりの、およそ12もの窯場があり三田、赤穂など、そのほとんどで磁器が作られていました。近世後期に当時高級ブランド品であった京焼や、一大生産地であった肥前の陶工の指導で窯を作り、焼く技術が広まり、また磁器が流行り買い手が一気に増えたことが重なり、多彩な「やきもの」が各地で誕生し、兵庫のやきものが全国、世界に広まりました。そんな、やきものの王国の姿を一堂に眺めることができるのが今回の企画展。12の産地の、江戸中期から大正にかけての作品130点が展示されています。
 綺麗な白地に細かな染付の出石焼。赤や青の染付や鮮やかな瑠璃釉の王寺山。県内でNo,1の青磁の産地の三田焼。上質な染付や海外でも好まれた東山焼。全国をせっけんした明石すり鉢で知られる明石焼。黄・緑・紫の三彩の釉薬や小判型の龍文皿が有名な珉平焼。同じ県下でも、産地によって全く特色が楽しめます。それが一度に見れるので、違いが分かりやすく、県内でこんなにも色々あるのかと、とても面白い展示になっています。
 今回この展示では今田町が産地である丹波焼はありませんが、同美術館内で開催しているテーマ展「丹波今昔物語Part2」で丹波焼の800年の歴史を見る事ができます。丹波焼と他の産地を見比べて、違いを楽しむのもおすすめです。
 また各作品の注釈に「まっしー」という展示会公認、兵庫陶芸美術館非公認のゆるキャラが描かれています。お子様にも楽しんでもらえる企画として「クイズラリー」を開催。展示会公認ゆるキャラ「まっしー」が会場のあらゆるところでみなさんを待っています。「金色のまっしー」のいる作品キャプションに隠されたクイズの答えを見つけると、すてきなプレゼントが!
まっしーを探して、兵庫県のやきものマスターになりましょう!!


会場:兵庫陶芸美術館 →google mapでみる
電話:079-597-3961
会期:2014年12月13日(土)~ 2月15日(日)
観覧料:一般600円、大学生500円、高校生300円、中学生以下無料(17時以降に観覧される場合には、夜間割引料金になります。)
開館時間:10時~18時 ※入館はいずれも閉館時間の30分前まで
休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は営業し、翌日(火曜日)は休館)
駐車場:58台(無料)
ホームページ:特別展のページはこちら
 
同時開催テーマ展:丹波今昔物語(Part2)会期:9月20日(金)〜平成27年2月18日(水)


各産地の特色をつかみやすいよう工夫された展示内容。写真は、実物を辿ることで出石焼の変遷がわかるように工夫された展示。
各産地の特色をつかみやすいよう工夫された展示内容。写真は、実物を辿ることで出石焼の変遷がわかるように工夫された展示。

王地山(篠山) 染付祥瑞写瓢形徳利 江戸時代後期
王地山(篠山) 染付祥瑞写瓢形徳利 江戸時代後期

東山(姫路) 染付祥瑞写向付(5客) 江戸時代後期
東山(姫路) 染付祥瑞写向付(5客) 江戸時代後期

明石 擂鉢(明石城武家屋敷跡出土) 江戸時代後期
明石 擂鉢(明石城武家屋敷跡出土) 江戸時代中期

出石(豊岡) 白磁貼花菊文籠形壺 明治時代後期
出石(出石磁器会社)(豊岡) 白磁貼花菊文籠形壺 明治時代後期

出石(豊岡) 染付宝尽文水注 明治時代前期
出石(豊岡) 染付宝尽文水注 明治時代前期

当企画展公認のキャラクター「まっしー」。金色のマッシーを見つけてオリジナルグッズをもらおう!
当企画展公認のキャラクター「マッシー」。金色のマッシーを見つけてオリジナルグッズをもらおう!

 


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2015-01-15 | Posted in 観るとこNo Comments »