カラースのいる窯元

大小様々、色も仕草も多種多様な陶カラスの陶灯たち。


陶幸窯

 目がクリッとしていて、可愛らしい目をした丹波焼の置物が飾ってある窯元さんが今田町にあります。その置物は、なんと世にも珍しい「カラス」。数年前にとあるお店から、「店に飾りたいので、カラスの置物を作ってくれませんか?」と注文があり、実際に作ってみたところ、非常に出来が良く、それから継続的に作り始めたとの事です。こちらを作っておられのは、「陶幸窯(とうこうがま)」の市野浩祥(こうしょう)さん。今では、楽器を弾くカラスや、気持ちよさそうに温泉に浸かるカラス、うどんを食べるカラスなど様々なバリエーションがあり、見る者の目を楽しませてくれます。今回、そのカラスの置物の作陶風景を見せて頂きました。胴体、顔、くちばし、羽の細かいパーツをそれぞれ作り、取り付けていきます。目の白い部分は鉄分の少ない土を使い白くしたり、くちばしには釉薬がかからないよう撥水剤を塗ったりと、目に見えない部分に細かな気配りがされています。どれも手作りなので、表情が一つずつ違いますが、浩祥さんはどれも我が子のように可愛がっておられます。カラスの置物以外にも、お皿やコップ、徳利などの食器類を得意とされており、また穴窯を用いて焼いたりと、現在も多くの器を焼かれています。
 また、自宅で毎年、夏の終わりに「LAST SUMMER LIVE」を開催されております。今年で12回目になり、8月29日(土)17時頃から行われるそうです。工房の奥に、ステージと客席の間に川がとおった何とも面白い造りになっている、野外ステージがあり、入場料は3000円程で、誰でも参加することができ、募集人数は100名ほど。今年は、浩祥さんもベーシストとして出演されるジャズの演奏会や、プロをお招きしての落語会、毎日放送「ちちんぷいぷい」でおなじみの、石田英司さんによるフォークソングショーなどがあります。食べ物もたくさんあり、今年はピザや、蕎麦、おすしなどを予定されています。また今年は、このライブで、カラスの置物の中にロウソクをいれ、灯りを灯せる「灯篭」をずらっと並べる予定です。灯りが漏れるように開けられた穴の形には、花火や、ハートの形があり、これも注目ポイントで見逃せません。チケットの予約、問い合わせは下記の電話、メールまでお気軽にお問い合わせ下さいとの事。この機会に皆さん是非ご参加下さい。
 世にも珍しいカラスのいる「陶幸窯」さんに、是非足をお運びください。


住所:篠山市今田町上立杭2-5 →google mapでみる
電話:079-597-3128
メールアドレス:youkini-ikou@docomo.ne.jp
営業時間:不定休
駐車場:あり
※「LAST SUMMER LIVE」のご予約は上記電話番号またはメールアドレスまでお願いします。

どのカラスも可愛い子供たちです。というお言葉が表すように、本当に愛情を込めて作られています。

轆轤で整形した胴体に同じくろくろ作りの頭部がくっついた状態。これだけでもカラスらしい風体が感じられます。

目を入れることで命が吹き込まれ、より愛着ある表情になります。

ライブイベント時には、ずらーっと並んだカラスの陶灯に明かりがともされる予定。

こんな可愛らしいカラスの群れがお出迎えしてくれる窯元さんは他にはありません。

当代で二代目となる陶幸窯さんでは、伝統的に日常食器を作られています。可愛らしいカラスたちとは趣の異なる渋い作風のものも。

使いやすい親しみやすさを大切にと作られた器たち。

 


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2015-07-31 | Posted in 買えるとこNo Comments »